この現象界では
いまあるままに現象し続ける(=生き続ける)のが良く
現象を失う(=死ぬ)のが良くない
と思うように
幼児から思考は誘導されていく
では
生まれる以前(=死)は
良くなかったの?
不幸だったの?
この問いに
ちゃんと答えてくれる
この世の賢者に
会ったことがない
生まれる以前には
なにもなかったのだし
じぶんなどなかったのだから
と言う人はいるし
死んだ後も
なにもないのだし
じぶんもいないのだから
と語り続けがちだが
出生以前の無と
死後の無に挟まれた
中間環境の現象界のなかにだけ
価値や
実在を認める思考法に
ぼくは納得したことがない
ぼくは
ね
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