どこへも行きたくないのは
わたしへの旅が続いているから
追っていかなくても
雲は後から後から来てくれる
ここから離れたら
誰がこれらの
雲を見上げてくれるだろう
そこに行ってしまえば
ここは空っぽ
泣かないのかな?
さびしくて
ここは?
あそこに行ってしまえば
そこも空っぽ
いいと思って進むうち
いつのまにか
もっとも愚かに
なってしまったりする
どこへも行きたくないのは
ここへの旅が続いているから
いまへの旅が続いているから
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