気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
夜おそくに初詣に出向いたり
初日の出を見ようと早朝から高台に行ったりするのは
とうの昔に飽きて
やめてしまっているので
10時頃まで寝ていて
目の裏にこびりつきがちのモニター疲れや
前頭葉に凝ったような21世紀疲れを
すっかり揉みほぐしたような
めずらしいほど
いい眠りの得られた
2022年の1月1日であった
とにかく
よけいな疲れを避けて
虚栄ばかりか
虚喜も
虚情も
虚愛も避けて
ひたすら実だけを穫り
わが心とわが体とを
大一番に
もてなしていくべきだ
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