いっぱいのぼたん
ぼうん!
ぼうん!
ぼうん!
ぼたん!
うららかな春のひかり
うらら
うらら
のんびり
ひとびとは
ただよっている
さまよっている
ぼうん!
ぼうん!
ぼうん!
ぼたん!
ぼたんを見たら
もう
なにを言っても
ぶちこわし
ぼうん!
ぼうん!
ぼうん!
ぼたん!
ぼたんの次に
またぼたん
ぼうん!
ぼうん!
ぼうん!
ぼたん!
大輪の白や赤やピンクや
黄色や赤白まじりや
黒っぽいのまで
どれもこれも
たっぷり大きく
ぼうん!
ぼうん!
ぼうん!
ぼたん!
このあいだまでの桜なんて
なにさ
という気になる
ぼうん!
ぼうん!
ぼうん!
ぼたん!
ぼたんにはまいる
まいってしまう
やられたね
やられちゃうために
ぼたん園に来る
毎年
毎年
ぼうん!
ぼうん!
ぼうん!
ぼたん!
こざかしいこと言うのは
もうやめよう
なにをやっても
言っても
ぼたんをふんだんに見たら
あほらしい
せこせこしている
そんな感じ
ぼうん!
ぼうん!
ぼうん!
ぼたん!
ああニッポンにはぼたんが足りない
ぼうん!
ぼうん!
ぼうん!
ぼたん!
まったくもって
足りない
ぼうん!
ぼうん!
ぼうん!
ぼたん!
ぼうん!
ぼうん!
ぼうん!
ぼたん!
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