2013年8月7日水曜日

豪雨をもたらす雨雲の接近に




 
雨が来るようだ
西から
南からも
豪雨になる場所があるかもしれないと

うるわしいような気持ちで
そんな予報を聞いている
豪雨をもたらす雨雲の接近に
まるで生まれかわりでもするような
はげしい喜びのつきあげを覚えながら

気温も高いままだろう
さらに高くなり
ゆたかな湿り気が流れ込むだろう
そんな予報を聞きながら
孵化する前の卵の表面のような
内側からの罅のひろがりを感じている

これまでの自分など
これからの自分には
古びたそんな殻に過ぎず
まだまだ内側から湧き出て膨張していくものが
近づく雨や気温の高まりとともに
変態を遂げていこうとしている

語る言葉に言葉をなめらかに
あるいは
ぎこちなく
次々とくり出し続けて
一文一文の長さを延長していくべき時
長い長い弁舌のひとりごとを
古びた殻をまだおずおずと纏ったこれからの自分に突きつけながら
豪雨をひき起こすべき時








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