万法ともにわれにあらざる時節、
まどひなくさとりなく、
諸仏なく衆生なく、生なく滅なし。
道元
たまには本当のことを言おう
書くってことには意味がある
輪廻転生の中の
意識の底の底の底に底の底の流れまで下りて
さまざまなものを整理するのが
これによってはるかに容易になるから
ことばを思ったり
しやべったりするのよりも
書くほうが
書きつけるほうが
はるかに容易になるから
もちろん
書くことにとらわれてはいけない
書くことそのものや
書き残すことに意味など全くないから
(だから霊的修行だってほのめかしているじゃないか、いつも
(グルジェフをお読みよ
(ヨガナンダをお読みよ
(オショーをお読みよ
(イスラム神秘主義者たちの詩をお読みよ
(ユダヤ教神秘主義者たちの詩をお読みよ
(密教や禅宗の言説を終わりなくお読みよ
(神道系予言者たちの残した文をお読みよ
たまには本当のことを言ったよ
次からまたふざけたりぼやかしたりするよ
どこまでも花よ蝶よと詩人のふりをするよ
わたしは三十年も前にすでに逝った者だよ
この世は本当に無いって知っている者だよ
この世は動き続ける影たちの束の間の場所
ただ居ればいいんだよ
ただ去ればいいんだよ
なにもやるべきことはないんだよ
からだがある日解放してくれるまで居ればいいだけなんだよ
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