辞書は小さく
三分の一ほどのところに
いつまでも
渓谷
ゆるい光の
街灯
てらてら
羊羹の
ぬとっとした肌を
角膜の裏に
思い出し
るる
炎を見ていないと
堕落するよ
とセイウチの
牙が
きばきば
説く
おお
いつまでも紺碧の海!
色も
かたちも
はっきりしない
長い人生を
また
送りたいものですね
そうですね
そうですね
どうぞ
お元気で
いらしてください
ね
いつまでも
いつまでも
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