2013年7月29日月曜日

「諸世紀」… ふたたび





乗物の事故が
大小
ぽつぽつと
起こり続ける

ヨーロッパには
大小の難の
はっきりした雲ゆき

そんな気配はこれっぽっちもないが
どうもイギリスが危ない
原発事故にならなければいいが

中国ではたいへんな災害が起こるだろうが
他国にも波及するほどの
規模かもしれない

アメリカはもちろん危ない
数州が飲み込まれるほどの陥没が
ふいに起こらなければ
さいわいだが

日本では
のんびりしたひとでも
まじめに
自分と国家の将来を考えざるを得なくなる
平和主義者や憲法擁護者が
当然のように与えられていたものを
脅かされるようになって
狂ったように国防をつよく主張するようになる
行きすぎを止められるのは
むしろ
軍の思考に慣れた者たちか

世界のうちの局所に
災いが集中する時代がとうに過ぎ
さまざまな場所が
災いを分かちあうようになっている
よそに起こったことが
ここにも起こるようになる
ものごとを他人事と見るのを
もう精霊たちが許さなくなったから

だから
すべてをわがことのように
見れるかどうか
受けとめられるかどうか
これにかかっている

霊がないと思って
動くひとびとに
もはや
平穏はない

霊があり続けるならば
どうすべきか
生死をどう見なすか
思いと感情をどう整えるか
思念の放縦を
どこまで許しどこから刈り取るか
無視と
無関心を
どこまで自らに許すか

これらが
ほんとうに大事になってきている









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