2021年9月8日水曜日

なにか終わるたびに今のぼくは

  

 

若さとは人生における一定の期間ではなく、心の状態である。

それは意志の強さであり、創造力のたくましさであり、勇気であり、

快楽よりも冒険を愛する心である。

そして、昨日の失敗を今日の惨めさの口実にしない弾力性だ。

タキトゥス

 

 


 

からだのトレーニングなんて

得意じゃなかったし

スポーツ選手でもないから

どうしてもやらなきゃ

ってこともないし

だいたい朝から晩まで忙しくて

トレーニングどころじゃないわけで

体調が悪くならない程度に

そこそこやっておけばいいかな

ぐらいに思ってきたけれど

 

幸福な気持ちというのは

筋肉運動からしか出ないらしい

というのを何度か読んだので

それじゃあ

もうちょっとはな

自重でトレーニングめいたことを

やってみようかな

なんて思って

ぜんぜん筋肉のない状態から

ちょこちょこと

ほんのすこしずつ

腕立てとかスクワットとか腹筋とか

やり続けてみた

 

そうしたら

ある時点からからだに弾みが付いて

日に100回から200回ほど

腕立てができるようになって

そうなると

からだというのは

全体が自然にかわっていくもので

どこもかしこもうっすら筋肉がつき始め

朝から晩までほぼ疲れなくなった

 

なにか終わると煙草を吸う人がいるし

なにか終わるとスマホを見る人がいるが

なにか終わるたびに今のぼくは

腕立てを数十回やって切り替えるようになった

そうなってみると

ものの考え方も感じ方も

ほんとうにずいぶんと変わったと実感する

はじめてスタートラインに着いた感じもするし

人生とかやるべきこととか価値とか

これまで大事と思い込んできたものぜんぶを

包装紙のように剥がして捨てて

ぜんぜん違う時間と力の使い方を

これからはやっていってもいいだろうな

と思うようになっている





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