駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2014年2月7日金曜日
じゅわじゅわ愉しんでいく
ひとりひとりの
ああだこうだああでもないこうでもないで
この先いっそううるさくなっていくばかりの
この地球上なのだろうか
ひとのことばが届いてくる道具を
どこかですっかり放ったらかしたくなるかもしれないのも
ずいぶん自然なことじゃないか
そうしてぽっかりアホづらになってしまって
雲をみたり空をみたりして
せいぜい母音ばっかり発声して
生きているからだをじゅわじゅわ愉しんでいくひとたちだって
きっといっぱい出てくるだろうと思うのだ
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