2015年11月29日日曜日

変奏 (「に、および、り」の同材料分節による)


満月かと見紛う
黄色い丸い月
が 東の空のかなり高くに
私の家から
出ている
遠くない河のほうへ
洩れる
驚きながら進み続ける
ところどころ
文字の
木々の下の
急な空気の停止に
歩きに出て
明かりが
稀に
あるいは風
わからない心境に
深い
ひろがり
どころか
家々の
夜に
次第になっていき
吹かれながら
暗闇を
どこへ向かうのか
時にはうちに
記され
通り続けてから
進み
あたりを自分でも
風に
出たのが
続けている
この
どこからか
ふいに




0 件のコメント: