はやく眠らなければならないが
寝に就かずに
気持ちを空っぽにしながら
テーブルに足をあげて
イスに凭れかかってうとうとしている
そんなふうにしながら
いつのまにか
深夜3時もまわって
この世界に
もうなにも言うことはない
心の奥のシーソーが
ぴたっと平行になって止まり
もうなにも思いはない
どこの水の音か
とろとろと流れ続けている
夜の底で
きらきらと
見えないきらめきをしながら
夜
といっても
浅い
夜
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