2013年3月17日日曜日

(だけの)




まさか
詩を書いて
なにかになってやろう
えらくなってやろう
業績にしてやろう
なんて思う
とんちんかんは
いまい

ところが
外国あたりの有名な詩を
研究する(だけの)
連中はちがう
すこしでも作品数の少ない
論文数も少ない
楽ならく~な
それでも
有名な詩人をさがして
課程博士号なんかを
しこしこ
しかしスマートに
取ってやろうと
手ぐすねひいている
研究者さんなもんだから
現代のそこらの
うらぶれた擦りガラスのかげで
ちびた鉛筆で
字を書いているような者を
はなから軽んじている

論で生きるつもりなら
批評部門で
群像新人賞ぐらい取れよ
と思うが
大学のどこかに職を得て
いそがしい、とか
まったく近頃の学生は、とか
そんなことをいいながら
けっきょくなんの冒険もせずに
むかし取った課程博士塚
あとはダラダラ
個人研究費を消費しながら
てきとうに知的な本読みになっていく
すべてへの上から目線だけは
しっかり保って

だってキョウジュだもの

なんて
書くかな
相田みつをだったら
                            
   


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