勢い込んで
詩!
などと気張らなくても
分かち書きで
なにごとか書きつけてみたくなるような夜
いざ紙を前にしたり
パソコンを開いたりすると
どうにも
こうにも
疲れやちょっとした凹みや
落ち込みや
悲しみや
寂しさや
むなしさのようなものを
書きつけ出しそうになってしまう
言葉は
そういうものと
すごく
親和性があるらしい
いやだな
こういうの
そう思って
もっと違うことを記そう
と考え出すと
もう
言葉なんて超えちゃってね
誰にもわからないような
むにゃむにゃな
るにゃるにゃな
にょにゃにょにゃな
文字ならべをしていたりするのヨ
もう
言葉なんて超えちゃってね
いいんだな
それが
いいんだな
言葉なんてどうでも
いいんだな
それが