きらめき

うらやむことはないよ

なにもかもが過ぎ去る

忘れてなんかいないよ

あの頃のきみのひかり

かるさ　ちから　輝き

過ぎて行ったそれらを

忘れてなんかいないよ

悲しくないものはどこ

あるのなら教えてよね

なにもかもが過ぎ去る

きみの笑いもひとみも

いまは川々のきらめき

いずれ形なききらめき

どうしてなにもかもを

この川々のきらめきに

きらきら輝かすものに

委ねきれないのだろう

なにもかもが過ぎ去る

きみのうつくしい全て

それらさえも過ぎ去る

春の川々はきらめいて

きみの笑いもひとみも

春の川々ときらめくが

それらはすべて消えて

やがて次のきらめきへ

ものらはうつりかわる

でもうつりかわる救い

ものらはうつりかわる

うつりかわるきらめき

きらめきばかりは永遠

きらめきばかりは永遠