2015年10月25日日曜日

立ち続けている



詩というのは落差だから
どこかで詩と言われ
押しつけられてきたものが読みとれてしまうようでは
もう詩ではない
詩集をいっぱい出す出版社から
満を持して
といったふぜいで
自己顕示たっぷりに出される詩集とやらに
たぶん
詩は一編も見つからない

そういうところに
ぼくだけは立ち続けているけれど





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