駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2015年10月4日日曜日
感情なき詩歌ばかりに
感情なき詩歌ばかりになるだろう
しかし
それでこそよい
A=Bと語りながら
A≠Bを必ず添わせられれば
それでいて過剰だの
欠落だの
下らない哲学ふう言辞遊びに
陥らなければ
目がそうすれば落ちている
目と草
感情なき
血が真新しい地下街の床すれすれを蛇のように飛んでいくだろう
痛みなどという
死語をスマホのメモ帳に打ち込むのはもう
バッカーン
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