駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2016年6月19日日曜日
まったく新しい挨拶
時間とは
なにか、まだ
掴みきって
いないと言いたげに
かたつむりが
紫陽花の葉から
べつの葉に
たぶん
移りたいのだろう、ゆっくり
からだを
伸ばし始めていて
それから生まれる時間が
光景を包んでいる時間に
まったく新しい
挨拶をした
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