2016年6月16日木曜日

…たぶん


忘れていた音楽を
やはり
思い出さぬまゝ
夏浅い若葉の
まだ柔らかさの残るあたりを
つかのま光となって
つたっていく

たくさんの嘘が作っていた
まるで
人生かなにかのような
こわれやすい
折れやすい
ちょっと長くも見える透けた骸を
澄んだ海に
一瞬に溶かしてしまおうと
いい加減に見ている
のような
現実

…たぶん



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