電気コードがいっぱいのたくっている頃
娘は脚を六本持とうとしていた
雪辱だ!と叫んで
押入れがわたしの耳の穴に
隠れようとしたので
ホノルルにずっと居続けることに
ミントの株がまだまだ
広がり切らない
おさまらない
ノーメンクライ ラーメンクライ
ヤシの木がゆらゆら
それでも安楽な気持ちは戻ってこないから
わたしは安楽百合子を電話で呼びつけて
先月のベストテンに入った
ポップス《ゆらゆら》を歌わせている
のきのき ヤシの木
しのしの ヤシの木
当面のケツロンはいつもあっけないほど突然
のきのき
しのしの
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