ちょっと眠くなっていたように感じたが
いつのまにか
じぶんはいなくなってしまっていて
たぶん
じぶんじゃないだれかさんが
いたんだと思う
いま戻ってきたじぶんが
いなかった
ちょっとのあいだ
ここに
この場所に
ここを流れていった
わずかの量の時間のなかに*
*こうした時間の捉え方は、 もちろん再三検討され直す必要がある。いったい、いつまで、 時間のことを、「流れる」とか「量」とか「過ぎる」とか「経つ」 といった単語とセットで使い続けるつもりだい?と、 ぼくはぼくの分身たちに問い続けているから。もちろん、 ただの慣用からにすぎないけれどね、と、連中、 答えるんだけどね。
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