駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2013年9月22日日曜日
芯
言わないでそこに
いる
だけの
ブイ
もう暮れよう
と
している
水に
いつか戻っていく
の
で
しょう?
輪郭なんて
失って
その前に
火
土
埃
水に
からだの芯が
おもてが
筋の
どれもが
出会う前に
暮れようとしている
まだ
わたしの芯に
出会っていない水
に
暮れが
降りてきて
いる
(それとも
(覚えているかしら
(水
(だった頃の
(わたし
(芯も
(なかった
(頃を
(…
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