駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2014年3月14日金曜日
欲情の柑橘類
そんな否定の口ぶりでは
雑居ビルの棲み心地のよさもばれてしまう
くれぐれも
街路樹の電飾は手を抜かぬようにし
油はむしろ切らしたままで
欲情の柑橘類を
ひとつとして捥がれぬことだ
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