2014年6月26日木曜日

まぁなにがあるか 知れない 知れない



計画どおりに運んでいるようですね
立案から九年ほどで
なかなか見事な進みぐあい
もっとも
どんな支障が出るか知れない
現実というのは
用意周到なあなたがたにとっても
そう易々といい目ばかりを見せてはくれない
予期もしない裏切りとか
自然災害がわざわいするとか
まぁなにがあるか
知れない
知れない

二〇〇五年一〇月二十五日
ホテル・キャピトル東急での政策研究会
名づけて
〈日本と中国をどのようにして戦争に突入させるか、そのプラン作り〉

参加者は
クリストファー・デムス(AEI所長)
安倍晋三(次期総理)
鶴岡公二(外務省総合政策局審議官)
山口昇(防衛庁防衛研究所副所長 陸将補)
前原誠司(民主党前党首)
ほか自民党・民主党複数議員

基本計画プランの例としては
日本海側に米軍ミサイルを着弾させ死傷者を出し
北朝鮮からのものと報じさせて
国内世論を戦争に一気に傾かせ治安維持体制を確立

京都大阪付近で
米軍と自衛隊による新幹線爆破を実行し
北朝鮮ないしはイスラム過激派によるテロと報じ
戒厳令体制を敷いて
戦争への傾斜を加速させる

などなど
などなど

計画どおりに運んでいるようですね
立案から九年ほどで
なかなか見事な進みぐあい
もっとも
多少の変更は余儀なくされたようだし
まだまだ変更するようだが

ネオコンに知り合いがいるのを
知らなかった?
知らなかったよね
そりゃあね
そりゃあね

無意味に意味不明みたいな詩を書いていると
思っていた?
知らなかったよね
そりゃあね
そりゃあね

ジョゼフ・ナイが作成した対日超党派報告書にはこうある
ハーバード大学ケネディ行政大学院院長のナイのあれ
Bipartisan report concerning Japanにね

東シナ海・日本海には未開発の石油や天然ガスがあり
総量はサウジアラビア一国のそれに匹敵する
アメリカはそれを獲得しなければならない

台湾と中国が軍事紛争を起こした時がチャンスとなる
アメリカは台湾側に立ち
アメリカ・日本・台湾は中国と戦う

中国軍は沖縄と本土の軍事基地を攻撃してくる
軍機の離発着拠点と補給地点を破壊するためである

本土攻撃を受けた日本人は
戦争反対者や平和主義者も含めてたじろぎ逆上し
日本国憲法の非戦主義は自ずと霧消して国民は戦争になだれ込む

アメリカ軍はしだいに退き
日本への援助を減少させていき
日本と中国の戦争として発展させていくよう導く

日中戦争がさらに激化してから
アメリカは和平交渉を持ちかけ
東シナ海や日本海へのPKO活動に入る
治安維持活動の下で
アメリカはエネルギー開発の主導権をとり
アメリカの資源獲得となる

ナイの論文をもとに
アーミテージはレポートを作成したが
自衛隊海外派兵を自由化せよ
との内容
集団的自衛権の名で
それがようやく実ろうとしているわけだが
中国には中国担当の者たちが入りこんでいるので
彼らがどう動くか
どのくらい早く動くかにもよっている
中国をどう動かすか
いちばん大きな部分は
それにかかっているのだが
それまでに日本の側のタガをぜんぶ外しておかないと
動くに動けないことになるからね

この夏には
サインとなる動きが出て
秋には
もう少しはっきりし
来年になれば
本格的な始動になる
二〇一五年以降は
中国への旅はできなくなりますねと
たびたび
言われている

北朝鮮を使わなくても
中国だけ動かせば
という案もあるにはあるが
日本海に関わるすべての国を
アメリカは抑え込みたいのだから
北朝鮮と韓国も巻き込んで
日本と中国のかなりひどい紛争を長引かせるだろう
北朝鮮を支配するのは容易
一日で全滅させる作戦はできているし
より効果的なものへと
再三更新し続けられている

とはいえ
予期もしない裏切りとか
自然災害がわざわいするとか
まぁなにがあるか
知れない
知れない





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