気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
乾きすぎた日々のあとでは
4月のはじめ
つめたい雨が降るのも
わるくはない
もう春なのに
この寒さときたら
などと
わるく取らず
忘れがちだったうるおいを
すこしは取り戻そうとしてみるのも
きっといい
霙が混じったり
山がちのところでは雪になるような
つめたい空気に
数日包まれ直してみるのも
とても
すばらしい
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