2016年1月4日月曜日

最大の敵はじぶんひとり



いろいろな問題や難事が
これでもか
これでもかと
持ち上がり続ける世の中のようだが
昔も今も
最大の敵はじぶんひとり
起きた瞬間から
時間の使い方やエネルギーの配分の仕方で
アタマやココロの中で
ああでもない
こうでもない
そんな戦いばかり

たまにはソファーにゆったり座って
海に沈んでいく夕陽を見ながら
おいしく淹れたコーヒーを
しずかに啜りたいもの

けれど
そんな暇はないし
なかったし
永遠にないだろう
洗濯機がまわっている暇に
何ページであっても古典を読まなければならない
ニーチェの『喜ばしき知恵』の数ページの後に
杜牧詩集の再読を続け
フランス人権宣言でのシェイエスの役割をもう少し浮き彫りにし
あゝサドのあの小説のあの箇所も  
あゝ荷風の『断腸亭日乗』の再読も
あゝラテン語の復習も
あゝイスラム神秘主義詩人の個人詩集も英仏訳版読書も
あゝ大好きな保元平治物語の新注釈版の読書も
あゝ感覚を失いかけている微分積分の復習も
あゝエリアーデ宗教論の数冊の早急な読み返しも
あゝまだ読んでいないクロード・シモンの小説の数々も
あゝ頼まれっぱなしのスポーツ論の翻訳も
あゝバンジャマン・コンスタンの立憲主義の現代性も
あゝ一気に読み直したいシェイクスピアも
あゝマルクスのユダヤ人論も
あゝドゥルーズのニーチェ論やヒューム論のあれらの難所も
アタマやココロの中にいっぱいに抱えたまゝ
買い物にも出る
電車も乗り継ぐ
入浴もする
就寝(のふり)もする

最大の敵はじぶんひとり
起きた瞬間から
時間の使い方やエネルギーの配分の仕方で
アタマやココロの中で
ああでもない
こうでもない
そんな戦いばかり




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