どこの空間や場所も
すぐにわたしのからだになり
時間というわたし自身の体液が浸潤しはじめる
そよ風はわたしの心
ときたまのつよい風さえ
わたしには親しい
外と内をおおげさに区別し
内こそ自分と思い込みたがる人がわからない
わたしには他人のことばさえわたしのことばと映る
考えも感情もわたしのものでないことはない
他人はわたし
だれも人のいない空間や場所さえわたしなのだから
そう
わたしのいない空間や場所さえわたし
それをわたしはとうに知っている
あることないこと
いることいないこと
どれもわたし
0 件のコメント:
コメントを投稿