正月
飾りのひとつもせず
おせちのたぐいも
一品さえ口にしなかったのも
過ぎてしまえば
悔いの残るでもなく
こころ惹かれるでもなくて
ようするに / やはり
必要なものなど
じつは
なにもなかったのだと
あらためて悟る
人生のように
愛のように
しあわせのように
思い出のように
交友のように
こころのように
たましいのように
地球のように
時間のように
宇宙のように
知識のように
知恵のように
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