気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
晩秋の涼しさか
と思っているうちに
もう
立冬も過ぎて
空気の冷えぐあいも
清涼などと呼ぶにはふさわしからぬ
昨日今日
かといって
ほんとうに冷えるというほどでもないし
冬並の
ほんとうの寒さ
などと呼ぶ気にもならず
静寂
のようなものが
大気の中に入り込んだのは
たしかで
これを晩秋ともいい
初冬とも
いうのだったか
と
気づき直そうと
して
みている
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