竹内まりやの「セプテンバー」を聴いていて
歌詞のなかに
気になったところがあった
ネットで歌詞を調べたら
わきに出てきた
BANANA REPUBLICの広告写真の男性モデルが
辛子色の薄手のセーターを着ていた
辛子色のシャツ
追いながら
飛び乗った電車のドア
いけない
と知りながら
ふりむけば
隠れた
歌のこういう出だしに
AIが自動的に合わせて出して来た
写真だろう
この歌が発表された
1979年には
あり得なかったような
こんな
ネット画面の反応
こんな時代に
なってるんだよね
気になったのは
でも
「辛子色のシャツ」のところではなくて
September そして九月は
September さよならの国
のほう
「さよならの国」
と来たか
やられたな
これには
竹内まりやが自分で書いたのかな?
と思ったら
松本隆でした
やっぱり
ね
September そして九月は
September さよならの国
なかなか
書けないよね
「さよならの国」
とは
歌詞ぜんたいでは
彼氏が
年上のひとに会いに行ってしまう時の
若い女の子のこころを
描いているらしい
夏には
「トリコロールの海辺の服」なんか
着たりして
仲よかったのに
September そしてあなたは
September 秋に変わった
「秋に変わった」が
「飽き」をも思わせて
若い恋の
ふいの終わりの
せつなさ
若い
せつなさ
会って
そのひとに頼みたい
彼のこと
返してねと
でも
ダメね
気の弱さ
くちびるも
凍える
だれのくちびるも
ぼくは
凍えさせたりはしなかった
と思うけれど
1979年
やはり
年上のひとに会いに行っていた
長浜美影さん
絶世の美女
といっていいひとで
「色づいたクレヨン画」の街で
たびたび
会い続けた
お茶の水のマロニエ通りを
幾度も
行き来し続けた
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