2018年11月3日土曜日

竜胆とデイジーの花の水も


  
呼びかたを反省もせずに
手放しに
世界と呼んでしまっていいのか
自然と呼んだほうがいいのか
地球とか大宇宙の一隅とでも呼んだほうがいいのか
いまだにわからないまゝ
あかるくもなれば
暗くもなる
数えきれない細かなものから成っているらしい
色どり豊かで
変幻のかぎりない
壮大な
とりあえずの今のわたくしの居場所の
あゝ
なんというさびしさ
わびしさ
はかなさ
常ならなさ
よるべのなさ
たゞたゞ消滅にむかっていくだけの
これらすべての
ことばにならないほどの
むなしさ!

…と
書き終えて

これから
ちょっと遅いおやつを
すっかり薄闇に包まれたキッチンに行って
取ろうと思っている

キャサリンがおととい持って来てくれた
竜胆とデイジーの花の水も
(それにしても、なんという取りあわせだろう…)
取りかえないといけないかもしれない

キッチンまでの廊下は
この夕ぐれ
もうひんやりとしているかも
しれない




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