Every day is a new day.
Ernest Hemingway《The Old Man and the Sea》1952
なぜまだ起きる
ふしぎと起きる
意識もうろう
ことばもろろろろ
からだをなんとか布団に運び
時空すっかり捨て去った夜から
何時間だか経ったあと
なぜまだ起きる
ふしぎと起きる
机に向かっていたものの
どうにも意識を虫食いされて
椅子にからだを倒してみたら
そのままじぶんもまわりのものも
消えてしまったしばらく後で
なぜまだ起きる
ふしぎと起きる
休みとはいえまだ午後なのに
からだの力の抜けてく眠さ
横たわってみるかちょっとだけ
とまなこ瞑ればよみがえる
若き日の眠りに重なったのち
なぜまだ起きる
ふしぎと起きる
やらねばならぬあれもこれも
と思いだけは急くが
考えてみればほんとにすべきことは
ゼロな気もしてさっぱりと
透明になってリセットされて
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