駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2020年2月8日土曜日
時間、ひかり、場
時間は止まりもすれば
手の甲や腕にまとわりついても来る
ひかりは
じつは点滅している
明滅しているといったほうがいいだろう
ひかりは在る時と無い時が微細にくりかえされている
だからこそひかりなのだ
そして
場というものは?
驚くなかれ
場は
たゞひたすらに
無いのだ
無いことが場の特性で
これほどの無さは
ほかのものには真似しようがない
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