じぶんはどこにほんとうは居るのか
ということじゃが
このからだの中にではないナ
と
ますます実感しておる
この頃であります。
からだと重なりながら
両目のあいだから
鼻の裏や外や
どうもそのあたりを
うらうら
漂って居る感じじゃナ
そこから繋がっている
水あめみたいな
シッポみたいな
やつが
喉から心臓のほうへ
伸びていて
腹の奥にまで
先っぽを
下ろしている
感じかナ
だいじなのは
からだの中だけでなく
外にも
じぶんがつねに
出ているということじゃナ
これは
発見であったゾ
からだに重なったり
その中に居たり
外にもはみ出て居たり
そんなふうにしているのが
ふつうの
じぶんであった
と
いうのはナ
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