駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2014年8月21日木曜日
どの内臓も
暑さも
いろいろあり
まるで
奪う一方の
暑さも
ある
涼しさも
追悼に来る
だけ
無理していたのが
崩れていく
あれも
これも
自然は
もとに戻る
戻りきった
ところで
生きていく他ない
たとえば
じぶんの内臓から
内臓への
伝達ぐあいに
耳を澄ます
どの内臓も
地上の
あれこれに
繋がっているから
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