駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2014年12月16日火曜日
闇、宵闇
漆黒の玉のような闇になだれて
いく時ガウンとして
そもそも既得権益者らの支配の道具だった
感傷的な古い道徳をなおも羽織った
者らはそのままに放って
おくしかないと呟いて
寒い路地の細径に逸れゆく
友の背に
宵闇はやさしく降りるように
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