駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2014年12月31日水曜日
これから始まる
まだ生まれもしない頃のことを
もし
ていねいに思い出そうとしてみれば
思い出せれば
きらきら
なにもかもが
水面のさざ波のようだったと
気づく
喜怒哀楽の
特に怒哀のあたりを
そのきらきらで照らし直せば
よくわかってくる
まだ生まれてもいなかったのだと
すべては
これから始まるのだと
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿