じぶんのからだを
じぶん
と思う愚かさ
じぶんのこころを
あたまの動きを
じぶん
と思ってしまう
愚かさ
だれもが
いくらかは
仕出かしてしまう
間違い
なじんだ環境が
なじんでいるとはいえ
じぶん
ではないように
知り尽くした
建物も
部屋も
知り尽くしているとはいえ
じぶん
ではないように
たまたま与えられ
任された
こわれやすい
繊細な装置と思わなければ
いけない
入り込んだ
小さな砂粒や
埃を
いつもていねいに
払ってやらなければ
いけない
装置
まったくの
他者
なのだと
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