2016年11月23日水曜日

きっとかたちのない色が…


 
眠りと夢
あるいは夢のなさ
その薄れゆき

覚醒の刹那から
それを引き摺りながら
思い続ける

現実が
夢のひとつなのは
もう
わかっているし
もしや
覚醒など
どこにもないのでは
とも
諦めているが

時間の
長い経過を
夢で経験したことなら
誰にも
あるだろうが
無時間の
あきらかな夢は
どれくらい
経験されるのだろう

時間は体臭のようなもの

ある
といえば
ある

ない
といえば
ない

体臭だけ漂わせ
しかし
いない人に
通り過ぎていって
ほしい時が
ある

きっと
かたちのない
色が
流れていくような
印象を
つめたく持つ



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