親しかった死者の骨を
ぼくは書斎の机の前に置いている
写真と
位牌と
水器と
線香立ても
いっしょに置いてある
毎日
水を取り換え
線香を焚いて
その人のことを
生かして戴いてありがとうございます
と神道の神に感謝する
それだけのことで
なんの不思議もないが
それだけのことを
毎日
あたりまえに続けていることが
それだけのことを
まったくしない人々とは
まったくの
別世界に
ぼくを生きさせている
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