O poésie ! au ciel ton vol se réfugie
Quand les partis hurlants luttent à pleine orgie,
Quand la nécessité sous son code étouffant
Brise le fort, le faible, hélas ! l'innocent même,
Et sourde et sans pitié promène l'anathème
Du front blanc du vieillard au front pur de l'enfant !
Victor Hugo, Les Voix intérieures, X, 15 mai 1837.
おお、詩よ! 天へと飛翔しておまえは避難してしまう
わめき立てる党派が大狂乱しつつ戦い
困窮がその息づまる掟のもとに
音も立てず、容赦なく
強者を、弱者を、無実の者をさえ打ち砕き
老人の白い額から子どもの純真な額にまで
くまなく呪詛の言葉をそぞろ歩きさせるような時には!
ヴィクトル・ユゴー 詩集『内なる声』、X章(1837年5月15日)
近代にはついぞ出現したことのない
イリアスやオデッセイ
マハバラータやラーマーヤナ級の物語が
いまリアルタイムで起こっている
舞台の中心は北アメリカだが
全世界と繋がっていて
ウイルス幻想の煽り立てという環境醸成まで
セットになっている
この壮大な物語を文字や映像でまとめ上げるには
おそらく20年はかかることだろう
作品を精読し味読するにも
数年はかかることだろう
ともあれ20年後に
文芸や映像のフィクション界は一変する
「戦争と平和」や「ドクトル・ジバゴ」さえ
準備的な小さな物語に見えてしまうだろう
これから追尾や追跡や逃亡の章に入り
来年には逮捕や処刑や殺戮の章に入るが
国際的なメディアの壊れていくさまや
偉そうにミンシュシュギやダイヴァーシティーや
サスティナブルやなんやかやを気取って
そのじつ限度なく大衆の搾取を推し進めていた党派が
21世紀のエリツィンたちに滅ぼされていく光景が続くだろう
火と破壊と裏切りと計画された病と
瞬間瞬間の真偽の見抜けない者たちのひたすらな大量死の時代が来
ゾンビどものようにマスクをつけてマスクを付けないでいろ
すでに足に発信器を付けられた売田に寄っていくウンカどもは
そのままタイタニックに乗せておくように
すべてがひっくり返るオセロゲームのクライマックスはまだ先
ミンシュシュギという看板を利用してきた悪党だけでなく
クライマックスでは誰も無傷ではいられないが
それでも大爆発に瞬時に背を向けてみることはできる
飛んできた破片に背を突き破られたらそれも運命
それでも不正に不正を重ねた汚辱の売田賊と歩調をあわせて
顔や胸を吹き飛ばされるよりはいいだろう
0 件のコメント:
コメントを投稿