駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2016年4月11日月曜日
放下
部屋の中が雑然として
未整理なまゝ
本や書類が積み重なっている
きれいに整理したいが
なんとなく
そうする気にならないこの頃
部屋に物が少ないのも
整っているのも好きだが
それがそのまゝ心の整序を表わすかどうか
ましてや魂の澄明さや
宿命に溜まった澱みの大掃除の
捗りぐあいを表わすかどうか
物は物として物の山に放っておけば
結局はそれでいいのかもしれず
それが究極の放下かもしれない
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