駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2016年4月17日日曜日
思いは伸びていける
疲れるのも大事なことで
そこから
ほかの人の
まったくの別のからだの疲れにも
思いは伸びていける
自分そのものではない
自分のからだ
それがこう疲れるのなら
ほかの人のからだも
同じように疲れるのだろうと
思いは伸びていける
ほかの人のからだが
ほかの人そのものでは
ないだろうことへも
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