自己認識というものに
ちょっとは信憑性があるなら
ぼくは今も少年
しなきゃいけないことに縛られていなくて
(でも世間の手前ちょっとは縛られてるふりはする…
とりわけ心や発想は縛られていなくて
夏になれば虫採りばかり思うし
ちょっとは花々を思うし
それに海だな
海はいいなあ
泳ぐのもいいが
海に浸かったままちょっと沖まで
ぷかぷか浮かんで行くのは
あれはいいなあ
とうに足なんかつかないところで
ここで足が攣ったら死ぬかもなあと思いながら
ぷかぷか浮かんでいるなんて
いいなあ
沖は遠ざかって
海の上はしずかなもんだ
なんだか知らないが
水の中から
ぷくぷく
浮かんでくるちっちゃな泡なんかもあって
クラゲが近くを浮いていく時なんざ
刺されないかちょっと心配するが
人間のからだを持ってるのに
なんだかわからないが
ぷかぷか浮かんでいられるなんて
いいなあ
おっと…!
ほかのことも考えるつもりだったが
まぁいいや
海に行って沖まで出てって
ぷかぷか浮かんでいるお話ばっかりになったが
はい
この一連の言葉ならべは
このあたりでお終い
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