2018年9月13日木曜日

この組み方でプルーストなんかずっと読んでったら


 
きのう
光州事件をあつかった韓国映画『タクシー運転手』を見たあと
フランス語書籍の書店で
リルケの『若き詩人への手紙』の
ドイツ語とフランス語のバイリンガル版を手にとり
ひさしぶりに読み直そうかな
買おうかな
と思ったものの
なぜか
むしろ
メルヴィルの『モービーディック』に惹かれ
以前はつまらなく見えた
マルローの『空想の美術館』にも惹かれ
どうしようかな
とだいぶ迷ったすえに
横すべりして
うちにすでにあるボーマルシェの『セヴィリアの理髪師』
と『フィガロの結婚』
と『よこしまな母』
の三作集を買ってしまい
ついでにディドロの『運命論者ジャックとその主人』
を買ってしまったのは
どちらも
ガルニエ・フラマリオン版を
持ってはいなかった
から

ガルニエ・フラマリオン版は
行間が詰まっていて
ぎっしり感がある

この組み方で
プルーストなんかずっと読んでったら
たいへん



0 件のコメント: