駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2020年3月1日日曜日
しょうがない
人生のすべてを
宿命と運命のきまぐれに委ねてきたので
天災も
疫病も
じつのところ
まったく怖くない
からだをひとつ貸与されて
いままで
人間のふりをして
地球滞在をしてこれただけでも
とんでもない奇跡
はい、ここまで
と
宿命と運命が言うのなら
それは
しょうがない
まだまだ
と
宿命と運命が言うのなら
それも
しょうがない
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