気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
記すべきことば
記すべきでないことば
それらの
すきまをたどり
手ざわりも
まだ
しっかりと確かめていない
ことばに
逢着し
ぶつかり
試しに
記してみたりして
ことばの
おお
浜辺よ
たまさか
うしろをふり返れば
足跡は
とうに満ち潮に消され
よく知っている
よく馴染んできた
はずの
ことばたちも
たわむれに
握って水に浸けてみる
砂のよう
どこまでも
わがもの
ならず
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