生はことばとともにしかない
生はことばの中にしかない
たとえば
生きている
と思い
言い
生き+て+いる
と結んでいけるときにのみ
そのひとは生きている
生きている
と思えないとき
言えないとき
そのひとは生きていない
そのとき
じつは
「生きていない」
さえ
ない
生きている
と思わないときも
からだは動き
からだから発生する情動は
あるだろう
生きている
と呼べないもの
呼び得ないものがあり
それが
からだを動かし
情動を発生させる
生きている
と思うことを捨てて
それのほうへ
もう
行ってしまえ
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