うちから近い家の
生垣のようになった植え込みのあたり
アオスジアゲハが来て
葉から葉へと舞っていた
もう少し行くと
駅までの径の途中
歯科の近くの低木には
メジロが来て
せわしなく
枝から枝に移りながら
餌をさがしていた
たったそれだけのこと
帰宅時
まるで天使が舞い降りたか
奇蹟でも起こった場所のように
メジロも
アオスジアゲハもいない
それらの場所を
見つめ続けながら
ゆっくりと
過ぎる
過ぎる
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