駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2014年7月30日水曜日
その紙一重を行き来できるような
殺された子たちが
夢から
次々
醒めるころ
たぶん
この世の
残酷な食べものでは
もう口に合わないから
だれも
ここでは
考えつけもしない食べものを
いそいで
発明しないといけない
生きていることと
死んだこと
その紙一重を
行き来できるような
指先で
また
思いで
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